今できることは何かを考える
人は今まで生きてきた人生の中で経験したことを踏まえて、考え方の癖や思い込み、自分の中の常識を作り上げていきます。
そしてそれらをベースにして起こることに対して解釈を加え、自分の中で処理しようとします。
そのため、ネガティブに考える傾向にある人は、その癖から抜け出せません。
目の前に起こったことに対してネガティブに捉えがちになります。
しかし、考えてみてください。
人生は一度しかありません。
輪廻転生などを説いている宗教もありますが、次に生まれ変わったときにはまた1からの人生です。
「ああ、前回の人生ではこういうところでこの選択をして失敗したから、今回は違う選択肢を選ぼう」なんて記憶は無いんです。
人生は一度しかなくて、やり直したかったり、自分を変えたかったら、今、生きているうちに変えるしかありません。
今生きている人生は、あなたが主人公のドラマだと思ってください。
あなたは毎日、舞台に立って自分の人生のドラマを演じているのです。
あなたの人生はあなたが主役なんです。
誰の言葉にとらわれなくともいいんです。
人に迷惑をかけない限り、自分が生きたいと思った道に進めばいい。
もう若くないからとか、こんなに歳をとってしまってからでは上手くいかないだろうとか、色々な思いが浮かんでくるかもしれません。
でもその思考も、今までのあなたか、あなたが出会ってきた周りの人たちで作り上げてきた思い込みのものです。
あなたの常識は、万人の常識ではありません。
このことに気づいて、自分が主人公として自覚して歩んでいける人が、新しい一歩を踏み出せる人なんです。
人生は一度しかないし、今のこの瞬間も一度だけです。
ネガティブに考えて物事が上手くいくなら、長い時間をかけてでも思い悩む価値はあります。
しかし、世の中のほとんどのことは悩んで解決することはなく、悩み続けたところで結果が変わることは稀です。
それならば、あれこれ悩むよりも今できることは何かを考える。
例えばAという道とBという道があって、それぞれにメリットとデメリットがあるとします。
それぞれのメリットとデメリットを考えて、より自分が良いと思う方を選べばいいのです。
ただ、やみくもにメリットとデメリットも考えずにコインの表と裏で人生の選択をするのがポジティブシンキングではありません。
物事のデメリットも一通り考える。
もし余力があればそのデメリットに対する予防策、リスクをより低くする方法も一緒に考えたうえでその選択をする。
そしてメリットとデメリットを天秤にかけて、自分が望む結果が得られそうな選択肢を選ぶ。
もし、それでうまくいかなかったとしても、選択した先から見える景色は、適当に選んだ結果とは違うはずです。
今は出せなかった解決策がその時に思いつくかもしれません。
一歩ずつ前に進んだほうが、何かしらの成果を出すことができます。
AにしようかBにしようか悩むのならリスクも計算に入れたうえで行動に移してしまいましょう。
身近な例でよくあるのが、外食に行ってA定食にしようかB定食にしようか長い時間悩む人がいます。
選択肢に悩むそれぞれに、メリットデメリットが特に無くて悩むなら、いっそのこと直感で決めて、次回また来店した時に違う定食を注文すればいいんです。
一日は誰にとっても24時間です。
睡眠時間を除いたら、人が活動できる時間は限られています。
せっかく同じ時を刻むなら、楽しく前向きに過ごしたほうが得られるものも多いのです。
物事は始めなければ何も始まりません。
歩き出さない人に道端の花は見つけられないし、外に出ない人に空の青さや新緑の匂いは感じられないんです。
歩き出して、もし何かにつまづくことがあるかもしれません。
そのときに、つまづいた原因を自分で分析して、次からつまづかない方法を考えればいいんです。
- 自分の靴の選択がいけなかったのかもしれない。
- 自分に上ばかり見て歩く傾向があるのかもしれない。
- 自分の体のバランス感覚が整っていないのかもしれない。
- 自分の筋力が衰えているのかもしれない。
- あるいは自分の視力が衰えて、ちゃんと物が見えていないのかもしれない。
世の中で自分に起こる物事の原因として、自分で解決できるものとできないものがあります。
あらゆる可能性から解決策を改善していけば同じ失敗はしなくなります。

