自分の居場所を複数作るメリット
人は自分の居場所というものの中で、組織に所属する形で生きています。
会社に勤めている人なら会社に所属しています。
学生なら学校に所属しているでしょう。
仕事のために主に時間を過ごす場所と家庭が自分の主な居場所になりますが、人生で上手くいかないことや、トラブルなどは、長時間過ごす場所で起こりやすいです。
例えば、居場所が一つしかないときに、その場所で人間関係が上手くいってなかったとしましょう。
居場所を他にも持っている人と比較して、一つの場所しかもっていない人は、逃げ場がありません。
そのため、精神的に行き詰りやすい傾向にあります。
ひとつの場所で人間関係が上手くいっていないときに、複数の居場所を持っている場合は、「自分には他にも楽しく過ごせる場所があるからいいや」と考えることができます。
でも、たった一つしか居場所を持っていない人にとっては、逃げ場がないため、「まぁいっか」と受け止めることができないためです。
自分のことを一人の人として尊重してもらえる居場所をいくつか持っておくことは、とても大きな心の支えになります。
何かあったときに、逃げることは悪と捉えがちですが、世の中、属している組織から理不尽な理由で攻撃の対象になることも稀ではありません。
いじめや嫌がらせなどもそうですが、自分に非があると思えないのに自分が標的の対象になってしまうことがあります。
また、会社で大きなミスを起こしてしまった、失恋をして辛い、などのときにも、他の居場所で、行うことに没頭することで、必要以上にその状況にとらわれることなくやり過ごすことができます。
世の中のサラリーマンやOLが行きつけのスナックのママに愚痴ったり、ホストクラブに通って話を聴いてもらったりします。
そうすることで、自分に心の拠り所にできる居場所を作っているのです。
スナックでなくても、ホストクラブでなくてもいいのです。
自分と共通の趣味で集まる社会人サークルでもいいし、習い事の教室でも副業仲間でもいいんです。
自分が自分らしく居られる場所が複数あれば、一つの場所でトラブルが起こっても心に負担がかからずに済みます。
逆に、一つの場所しかない場合は、自分が認めてもらえる場がなくなってしまいます。
その状況では、気持ちにも余裕が持てないため、「もう、自殺するしかない」とまで考えてしまうかもしれません。
居場所を作るときに必要なのは自分のことを認めてもらえる場であるかどうかです。
自分のことを批判したり、否定したりする人たちばかりいる場所は、自分の心の拠り所にはなりません。
一人の人間として認めてもらえる場で、自分らしさを自由に出せる場であることが好ましいです。
すなわち、自分の自己肯定感を満たすことができる場ということです。
そういった複数の居場所を作るようにしておくと、一か所で何か起こったとしても、余裕を持ってトラブルを捉えることができます。
いじめなどや嫌がらせなどの捉え方については他のページで解説しますので参考にしてください。

